お知らせ
公開日:2023年03月23日
下刈省力化実証事業
皆伐・再造林を進めて行く上で、植林後のスギやヒノキの苗が、周りの雑草・雑木等に影響を受けないような樹高に成長するまでの下刈り作業は、育林に欠かせない大切な作業です。下刈り作業は通常5年間程度、夏から初秋の暑い時期に行いますがとても大変な作業です。その下刈り作業を省力化して、苗木を育てようとの試みが始まっています。その一端を紹介します。
スギ苗を植え付け、1.5m×1.5mの防草シートを敷き竹串で止めて、風などで剝がされようにします。シートは天然素材を使っていますので、役目を終えた後は腐食して土に帰るようにしてあります。
蒲生町西浦の姶良市有林で検証事業を実施しています。材料費用、設置費用、苗の生育状況等を検証して、実用化に向けて取り組んでいます。