姶良西部森林組合

事業内容

森林整備Forest maintenance

私たちは、森林を育て、木材を生産する「林業」という仕事をしています。

仕事内容

植栽(2月~6月)

木を伐採した跡に、将来のため苗木を植えます。だいたい2m間隔で主にスギを植えています。

植栽

保育下刈(6月~10月)

植林した直後から、およそ5年経つまで、造林した木の成長を邪魔する雑草木に被圧されたり、蒸されたりしないように下刈をします。合わせて、つるなどが絡んでいたら取り除きます。

保育下刈り

保育除伐(~約25年生)

植えた木以外の雑木や、植えた木の中で曲がったり成長が悪い木を伐って、残った木が成長しやすい環境づくりをしています。

保育除伐

保育間伐(約25年生~)

木が成長して、木と木の間隔が狭くなると成長に支障があるので、おおむね2割ぐらいを伐って本数を減らします。6~8年に1回程度、繰り返して行います。

保育間伐

皆伐(約45年生~)

ある程度成長して、木が均一に育ち収穫期になったら皆伐します。45年生をピークに公益的機能が低下すると言われており、伐採して植栽し山を更新します。

木材販売

伐採した木は木材として森林から搬出します。

木材販売

蒲生木材流通センター(上空から周辺風景)

姶良西部森林組合公式youtubeはこちら

姶良西部森林組合のSDGs宣言!

持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます(外務省サイトより)。

私たち、姶良西部森林組合では、以下のような事業・取組を通じて、SDGsの達成を目指しています。

森林整備を通じた自然資源の保全

  • 安全な水とトイレを世界中に
  • 住み続けられるまちづくりを
  • 気候変動に具体的な対策を
  • 陸の豊かさも守ろう

地域の森林整備を通じて、国土保全、水源涵養、土砂災害防止、温室効果ガス吸収、レクリエーション機能など、森林が持つ公益的機能を発揮し、住環境の安全および豊かな暮らしを支えます。

持続可能な林業とまちづくり

  • 住み続けられるまちづくりを
  • 作る責任つかう責任
  • 陸の豊かさも守ろう

伐採した山に再造林を行うことで「伐って、使って、植える」循環を維持し、山の豊かさを保ちます。適切に整備・管理された健全な森林があることで、雨がゆっくりと海まで流れ、土砂災害の発生抑止や大規模化を防止します。

森林整備作業

森林整備事業の一つである、間伐作業時の様子です。まっすぐな木を育てるために、苗木を植えてから、収穫するまでに成長途中の木を間引いて伐採する作業を間伐といいます。間伐を行うことで、上記の目的を達成するとともに、森林の中に光を取り入れ、残された木が力強く成長し、土を強くつかむことで、土砂災害防止の機能が強化されます。

合法木材の普及・啓発

  • 作る責任つかう責任
  • 海の豊かさを守ろう
  • 陸の豊かさも守ろう

木材が、森林経営計画により管理された森林から伐採、生産し、合法的に生産された木材であることを確認去れたものを流通させることにより、合法材のみ取り扱うこととし、消費者の安心・信頼に応える木材の供給を行います。合わせて、地産地消を推進し地域の経済活性化に努めます。

森林教育・木育

  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 作る責任つかう責任
  • 陸の豊かさも守ろう

小・中学校・高校などを対象に、森林・林業に関するインターンを行っています。地域の森林・林業の状況を伝えることで、「木を伐ること、木を使い育てること」の大切さを子供たちに知ってもらいます。森林や木製品に親しみを持ってもらい、森林・林業への従事者の増加や発展を応援してくれる人を増やす活動に取り組んでいます。

バイオマス発電による脱炭素社会

  • エネルギーをみんなにそしてグリーンに
  • 住み続けられるまちづくりを
  • 気候変動に具体的な対策を
  • 陸の豊かさも守ろう

化石燃料由来のエネルギー利用の減少に向け、従来用途が無く山に置いていた、伐採時に発生する小径木や曲がり材などを山から持ち出し、バイオマス発電にて無駄なくエネルギーとして利用することで、地球温暖化対策の推進に貢献します。

SDGs2

再造林を行う様子です。再造林とは、かつて人の手によって植え、育てられた木を伐採した跡地に再び木を植えることを言います。林業を行うに有利な場所では、適切に再造林を行うことで、森林の循環が維持され、空気の浄化や水源涵養機能が発揮されます。

以上の事業および取組について、お問い合わせや事業連携等のご提案などありましたら、お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせのページはこちら

販売sale

林業資材は森林組合でご購入ください

苗木や木炭のほかにもさまざまな林業関係資料を取り扱っています。

商品紹介のページはこちら

森林保険についてForest insurance

加入しててよかった! 森林保険

台風・山火事などの災害による森林の損害に備え森林保険にご加入ください。

保険金の支払いの対象となる8つの災害

  • 火災

    火災

    山火事で受けた損害

  • 風害

    風害

    暴風による幹折れ、根返りなどの損害

  • 水害

    水害

    豪雨、洪水による埋没、水没、洪水などの損害

  • 雪害

    雪害

    大量積雪による幹折れ、根返りなどの損害

  • 干害

    干害

    乾燥による枯死などの損害

  • 凍害

    凍害

    凍結・寒風などによる枯死などの損害

  • 潮害

    潮害

    潮害、潮水浸水などによる枯死などの損害

  • 噴火災

    噴火災

    火山噴火による焼損、幹折れ、埋没、根返りなどの損害

近年の台風襲来や水害による災害が懸念されます。
ぜひこの機会に森林保険加入をご検討ください。